横須賀イノベーションセンター
某外資系企業の研究所建設にあたって行われた設計者選定指名プロポーザルの応募案です。日本各地に分散する同社の関連施設を横須賀市内の計画地に集約し、革新的研究成果が期待されるイノベーションセンターとして位置づけられていました。
コーポレートアイデンティティを表現する事務所棟は敷地西側に寄せ、研究棟や関連施設をその東側に配置しました。研究棟のボリュームは雛壇状にセットバックし、その屋上を緑化することで、ときにはリラックスしながら研究活動を行うことができる憩いの空間を提案しました。地域の在来植種を植えることで、この場所本来の里山の部分的再現を計ったものでもあります。
安全で快適な研究環境をつくるだけでなく、活発なコミュニケーションを発生させ、イノベーションを促進する研究施設の実現のため、研究室内外において「見える化」を図り、世界に通用する最先端の研究所として意欲的な提案を行いました。
CATEGORIES
LOCATION
神奈川県横須賀市
YEAR
2016
COLLABORATORS
建築築事務所,八木惣一郎デザイン事務所,オーノJAPAN,リュースニング