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MJDタワー

第二のカンナムとも呼ばれるソウルの新都心において建設予定の地下5階地上14階建て高層ビルの計画です。
地区計画によって近隣街区一帯の駐車機能を担う施設として整備することが求められました。一方で容積の緩和部分を含め、他の用途を設けることも可能となっており、オフィステル(韓国においてオフィス+ホテルとして需要のあるSOHO型小規模集合住宅)や店舗を合わせた複合施設として計画しています。
低層部の自走式駐車場、高層部のオフィステル、それぞれに適した平面及び構造計画として、八角形の各頂点に三角形の切り込みを入れたヒダ状の構成を考えました。駐車台数、住戸数ともに当初の想定を上回る合理的な計画となっています。
また、駐車場、オフィステルの境目となる5階は、住戸内へ車を直接ビルトインすることが可能なガレージ付きオフィステルとし、高い付加価値と異種用途の緩衝フロアとしての役割を両立させています。
ヒダは12階から上階で少しずつ減らし、屋上テラスを設けると同時に、ビルのスカイラインにリズミカルな変化を与えています。13階はシェアオフィス、14階はレストランの営業が想定されています。

CATEGORIES

COMMERCIAL, HOTEL, HOUSING COMPLEX, KOREA, OFFICE, OTHERS, UNBUILT

LOCATION

Seoul, South Korea

YEAR

2014

COLLABORATORS

オーノJAPAN